10年前にクレジットカードと借り入れで債務整理を行った体験談

私は10年程前に自己破産を経験しました。当時は28歳、独身でした。

その前の10年間で少額ながらも少しずつ生活費や海外旅行の足しにクレジットカードのキャッシングなどを利用していました。

でもその額はみるみる内に膨らんで、当時キャッシングや消費者金融からの借り入れで借金は総額400万円以上になっていました。

それまでは何とかやり繰りして借りては返すを繰り返していたのですが、利子も膨れ上がってしまって返しても返してもいつまでも続く返済に途方に暮れてしまっていました。

絶望的な気持ちと、いつも借金の事が頭から離れずにいました。もう何とか借金生活から抜け出したい、一度全ての借金を返済したいと思い親に相談することにしたのです。

もちろん親は愕然としていましたが、全額立て替える程のお金はないと言われてしまいました。当然の事だと思います。

そして色々と悩み考えた末、弁護士さんに相談して自己破産の手続きをしてもらうことにしました。

相談に行った初日に現状をお話すると、まず自己破産申し立てをするので全ての取り立てがなくなります、と言われ本当にほっとしたのを覚えています。

一日でも返済が遅れると物凄い電話が掛かってきてとても怖かったからです。

また、今入っている銀行の預金を全て引き出してください、とも言われました。口座が凍結され引き出しが出来なくなるからとの事でした。

そして今までの銀行口座はもう使えないから、と言われ会社に新しく作った口座を申請し直したのを覚えています。

その後の手続きは全て弁護士さんにお任せしていたのですが、書類作成の為に何度も何度も電話でのやり取りが続きました。

その後裁判所に3度程訪れ、弁護士さんのサポートのもと大体1年半程で自己破産が成立したと思います。

成立するまでの間はどうなるかとても心配していましたが、自己破産をして良かったと思っています。

月々の返済が弁護士費用の1万5千円のみになった時に初めて、これで生活が立て直せると思いました。少額ですが貯金も出来るようになりました。

その弁護士費用も1年半程で完済することが出来ました。

自己破産後7年程はローンを組んだり、クレジットカードを作ることは出来ないと聞いていましたが、あれから10年経っていますがまだクレジットカードを持ってはいません。やはりあの時の恐怖がまだあります。

今は家計の管理は夫に全て任せてあります。

私は自己破産という制度にとても助けられましたが、今後はお金に振り回されない生き方をしていきたいと思います。

私の借金事情。結婚してからやっと全額返済できました。

借金のきっかけは躁うつ病の発症でした。

仕事に就いてもなかなか続かず、そのうち抑うつ状態が長く続くようになり、ほぼ引きこもりのような状態になってしまいました。

働けなければ収入もないですし、当然光熱費や家賃も支払えません。

あちこちの金融機関をまわって7~10万円ほどの借金を数社から繰り返しました。

それからしばらくは生活費に困ることもなかったのですが、仕事ができない以上返済のめども立ちません。

次々に届く督促状に目を背けたままかなりの時間が経過してしまいました。

その後ご縁があって結婚することになりましたが、住所変更手続きや電話番号変更手続きが遅れてしまったために、支払い用紙が同封された督促状も手元に届かなくなり、再び病状が悪化したまま数年が経過してしまいました。

借金のことが気にならなかったわけではないのですが、旦那にもなかなか切り出すことができずにいました。

するとある日を境に、新居にも督促状が届くようになりました。

膨大に膨れ上がった利息と元本の返済請求を見て、旦那がこれはなんとかしなくてはいけないと弁護士にかけあってくれ、債務を一本化して元本のみ分割で支払うことで合意をいただき、月々の旦那の収入の中からいくらかを借金返済に充ててくれました。

今は私の病状もおさまってきたので、たまに短期のバイトをしながら全て借金返済に充てるようにしました。

借金をしてから10年以上たった今は、旦那のおかげもありスッキリ返済することができました。

本当に、あてのない借金は金輪際しないようにしたいと痛切に思い知らされました。

借金返済を分割して行っていた間は、外食や欲しいものも買えない窮屈な生活でしたが、全て私の責任だったのに、それに文句も言わずに協力してくれた旦那には頭が上がりません。

両親が借金問題で離婚しているのを目の前で見て「自分だけは借金するまい」と決めていたのに、自分の意志の弱さにもうんざりした時期もありましたが自己責任、自業自得という言葉が頭から離れず、とても後悔しました。

1社からの借り入れは数万単位であっても、複数社からの借り入れと利息で驚くほどの金額になっていたことに空恐ろしささえ覚えました。

身から出た錆とはいえ、安直な借金の借り入れはもう二度としないと心に誓いました。

借金の返済で首が回らない人の為の債務整理という選択肢

借金の返済などで首が回らなくなってしまった人の中には、債務整理について誤解をしている人が少なくありません。それは、債務整理=自己破産だと思い込んでいるようなケースです。自己破産とは債務整理の中の一つの方法です。ですから自己破産せずに債務整理を行うことは、十分に可能なのです。自己破産は、最後の手段と考えて良いでしょう。

たとえば債務整理の中には任意整理や個人再生などという方法もありますので、それを活用すれば大幅に返済の負担を軽減することも可能です。そうすれば、自己破産する必要も無くなるケースは多いでしょう。

このように債務整理の方法は色々ありますので、詳しいことは弁護士などの専門家に相談すると良いのです。もしも弁護士に債務整理を正式に依頼すれば、それだけで貸金業者からの直接の催促をストップさせることもできるのです。人によっては、それは大きなメリットとなることでしょう。少なくとも、自分一人で頭を抱えて悩んでいるよりは、借金問題解決に向けて確実に前進できるのです。借金は、誰にとっても苦しいものです。しかしその苦しみにも限度があります。もしも十分に限度の範囲内であるならば、返済も順調でしょうし問題ではありません。しかし限度ギリギリになってくると、だんだん苦しくて大変になってきます。ましてや限度を超えてしまうようでは、もう自力ではどうしようもなくなってしまうことでしょう。

そんな借金問題は、自分一人で抱え込んでいても埒があきません。それゆえ弁護士などの専門家に相談するのが一番です。相談すれば、きっと債務整理などの適切な解決案も提示してもらえます。そうすれば借金の苦しみから逃れることができるのです。

しかし借金を抱えて苦しんでいる人の中には、愚直に自分だけで苦しんでしまっている人は少なくありません。それは人生の悲劇です。最近では無料相談をしてくれる弁護士事務所も多くなってきていますので、一日も早く相談すべきです。借金問題は決して恥ずかしいことではありません。一人で破滅してしまうほうが恥ずかしいことです。